課題背景
今回の製品導入部署ではなかったものの、同じ会社の別部署で事故が発生したことを受け、工場内全体の点検が実施されました。
その結果、クレーン点検台への昇降手段として使用されていた「鋼製垂直タラップ」が急勾配で危険との指摘を受け、安全性向上を目的に新たな昇降設備の導入が検討されました。
提案内容
従来の垂直タラップの急な角度を緩やかにし、誰でも安全に昇降できる階段状の作業台を提案しました。
ステップには滑り止め効果の高い縞板仕様を採用し、昇降時の安全性を確保しています。
また、先方が定めた工場内の安全基準(手すりの高さや長さ、隙間など)を完全に満たす設計を施しました。
これにより、安全性と使いやすさの両立を実現しました。
導入後の成果
新たな階段状作業台の導入により、点検台への昇降が以前より格段に安全でスムーズになりました。
これにより、定期的な点検作業が安心して行える環境が整備されました。
また、見た目にも清潔感があり、安全対策を徹底している印象を与えられるようになり、工場に来社した取引先からの評価も向上しました。