課題背景
食品のコンベアラインにおいて、作業効率を維持しつつ、ホコリや異物が製品に混入するリスクを最小限に抑えたいという要望がありました。
また、設置場所が限られたスペースであるため、既存の動線を確保した上でブリッジを導入することが課題でした。
提案内容
コンベアライン上に設置するブリッジの踊場手摺に大型の巾木を取り付け、さらにタラップの裏面にはパネルを追加することで、ホコリや異物の落下を効果的に防止しました。
また、設置スペースを考慮し、L字型のブリッジを設計することで、コンベア周辺の動線を確保しました。これにより、ブリッジ設置による作業性低下を防ぐ工夫を施しました。
導入後の成果
設置されたブリッジにより、コンベア内部へのアクセスが容易になり、作業効率が向上しました。
さらに、ホコリや異物の落下を防止する仕様により、衛生面の懸念が軽減され、安心してコンベアラインを運用できるようになりました。
また、L字型の形状設計によって周辺通路を確保し、ブリッジ設置による動線の遮断を防ぐことで、現場作業の利便性を維持することができました。