冷暖房シーズンに入る前にエアコンをチェック!
日に日に暖かくなり、エアコンを入れる季節も間近。
エアコンの点検は済んでいますか?
エアコンは使い始める前に一度、さらに使用期間中にも定期的に掃除をすることが大切です。
一般的に推奨されているのは1年に2回の掃除。冷房シーズン前(5月)と暖房シーズン前(11月)には念入りに掃除しておきたいところです。
特にフィルターは定期的な掃除がとっても重要なんです。毎日フル稼働していると忘れがちですが、フィルター掃除は1ヶ月に一度行うのが望ましいと言われています。
フィルター掃除をサボっていると、エアコン内部にたまったほこりや汚れ、カビ、細菌によって色々な弊害が!
・電気代が増える:フィルターの目詰まりによって運転効率が低下して電気代が高くなります
・空気が汚れる:ほこりやカビ、細菌などが空気中に放出され、アレルギー症状を引き起こすなど健康に影響を及ぼす可能性も
・故障の原因になる:ほこりや汚れが、エアコンの動作に支障をきたしたり、エアコン内部のコイルが凍結する原因にもなります
・寿命が短くなる:ほこりや汚れが動作を妨げるため、部品が摩耗しやすくなり、エアコンの寿命が短くなります
ゾッとするような弊害の数々ですね…。
特に、2021年9月以降、電力の価格は高騰し続けており、一時期は電力不足で逼迫していました。
家庭でも高額な請求書に悩まれたという方も多いのではないでしょうか。
使用前にエアコンを掃除しておけば、運転効率が上がり、自ずと節電につながります。つまりは、環境にもお財布にも優しい!
そこで今回は自分でできる簡単なエアコン掃除術と、エアコン掃除に欠かせないおすすめの脚立・踏み台をご紹介します。
自分でできる簡単エアコン掃除術を解説
用意するもの
1.エアコンクリーナー: エアコン内部の汚れやカビを取り除くための洗剤。
2.ブラシ: フィルターや吹き出し口の汚れを取り除くためのブラシ。柔らかくて細かい毛のものが最適!
3.タオル: エアコン内部を拭くために使用します。古くなった衣類やタオルを活用しましょう。
4.ほうきや掃除機: フィルターやエアコン周りのほこりを取り除くために使います。
5.マスクや手袋: 掃除中はクリーナーやカビなどが飛び散ることがあるため、マスクや手袋を着用するのがおすすめ。
エアコン掃除の手順
1.エアコンの電源を切ってコンセントを抜く
掃除中の思わぬ怪我や事故を防ぐために必ずコンセントを抜いてから作業しましょう。
2.エアコン前面のパネルを開き、フィルター周辺のほこりを除去
フィルターを外す前に掃除機でフィルターやその周辺についたほこりを吸い取ります。
3.フィルターを外し、フィルターの表から掃除機でほこりを吸う
取り外したフィルターの表側から掃除機をかけます。裏側からかけると目詰まりを起こすので要注意!
4.フィルターを水洗い
今度はフィルターの裏側からシャワーをあてて水洗いします。頑固な汚れにはクリーナーや中性洗剤を使用し、ブラシで優しく落としましょう。
5.吹き出し口やルーバーのほこりや汚れを除去
ルーバーは外せる場合は外して水洗いし、取り外しが難しい場合は無理に外さずに手で回しながらタオルで優しく拭いていきます。
6.エアコン内部のほこりをクリーナーで除去
フィンやルーバーにエアコンクリーナーをスプレーし、汚れを取り除きます。エアコンクリーナーは製品によって使い方が異なるので使用方法をよく読んで使いましょう。
7.乾いたフィルターをセットしたら掃除完了!
フィルターが完全に乾いたらエアコンにセットし、カバーを元に戻します。これで掃除は完了!あとはエアコンを30分ほど送風モードにして内部を乾かしましょう。
エアコン掃除って面倒なイメージがありましたが意外と簡単!
注意しなければならないのは必ずコンセントを抜いてから作業すること、そして水気が残らないようにしっかり拭き取り乾燥させること。水気が残っているとせっかく掃除してもカビの原因になってしまいます。
それからもう1つ。フィルターの取り外しやエアコン内部の掃除をする際は踏み台に乗り、安定した体制で作業を行いましょう!
エアコン掃除に最適な踏み台の選び方とは?
ここからは少しマニアックな話。
エアコン掃除に必要な踏み台の高さを計算してみます!
住宅の天井高は快適性や健康面に配慮し、建築基準法によって2.1メートル(約7フィート)以上と規定されています。2.4m(約8フィート)から2.7m(約9フィート)程度が一般的で、高級住宅などでは3m以上の高い天井を採用することもあります。
エアコン室内機の取り付け位置は機種ごとに設置条件が異なりますが、基本的には左右の壁との距離が5cm以上、天井との距離は5cm以上(推奨は10cm以上)開いている必要があります。
エアコン本体の高さはだいたい30cmのため、天井高が2.4mの場合、床から2mくらいの高さにエアコンが取り付けられているという計算になりますね。
つまり、身長を160cmと仮定し、2mの高さで作業を行う場合、2尺(0.6m)の踏み台があれば安全に作業ができるという訳です。
踏み台があるとお掃除が簡単・便利!
エアコン掃除におすすめの
脚立・踏み台 3選
まずおすすめしたいのは上枠が付いている踏み台。
エアコン掃除では壁との距離があるため、昇り降りする時にバランスを崩してしまう心配があります。
そこで上枠があると昇降時のサポートとなり、安定して昇り降りができます!
おすすめ その1
SRA-a 上枠付踏台 サルボ®︎
SRAは天板の幅が28.6×25.5cmと広く、天板の後ろをあげればワンタッチで簡単に折りたためます。収納時の厚みも9.6cmととても薄いので収納にも困らないのが嬉しい!
おすすめ その2
ML2.0-3 ルカーノ3ステップ
安定感だけでなく、デザイン性も抜群のML2.0-3。
シンプルなデザインに豊富なカラーバリエーションでインテリアとしてもおしゃれに置いておける脚立です。
次は長く使っていただける丈夫さが自慢の踏み台。
エアコン掃除、特にフィルターの掃除はこまめに行うことが大事!つまり踏み台の使用頻度も高く、耐久性が気になるところ。
ハセガワにはプロの現場でも人気の3年補償付きの製品があるんです!
おすすめ その3
SK2.0 スキットステップ
SK2.0は最大耐荷重が130kg!丈夫な設計のうえ、購入から3年間補償付きと安心してご使用いただけます。
さらにワンタッチバーが付いているため片手で簡単に閉じられます。
今回は自分でできる簡単なエアコン掃除術とエアコン掃除に欠かせない脚立・踏み台をご紹介しました。
安心安全でおしゃれな脚立・踏み台を使って早めにエアコン掃除を済ませて、快適な夏を迎えましょう。