最高気温が35度以上の猛暑日が各地で続くなど、今年も暑い夏となりました・・・。
年々暑さが増していくため、熱中症対策にエアコンの稼働時間が増えているのではないでしょうか。
そんな猛暑で酷使したエアコンを次の冬に備えて、掃除してみました。
動画広告やCMでエアコン掃除を見かけることが増えてきましたが、ご自身では掃除をしない、そもそもどうやるかわからない、という方も多いのではないでしょうか。
今回は、自分でも簡単にできるエアコンの掃除方法をハセガワの製品と市販の便利グッズも合わせてご紹介します。
油汚れがこんなところにまで!
まずは、フィルターの掃除をしていきます。
パネルを開けてフィルターを外します。
その際に使用するのが、踏み台。
家庭用ですと一般的に身長160cmの方がご使用の場合、3段のサイズ(79cm)だと天井高240cmに届きやすいと言われています。
踏み台の天板に乗っていいかどうかについてお問い合わせをよくいただくのですが、天板の高さが79cm以下の踏み台は乗ってもいいとされています。
ただし、上わくがついている踏み台でしたら80以上でも天板に乗っても大丈夫です!
※転倒などの事故につながるため、間違っても椅子やテーブルなどには乗らないようにしてください。
おすすめの製品はこちら:
SEW-8a
こちらの製品は天板が一般的な踏み台*と比べて約1.7倍広くなっており、普段使い慣れていない方でも安心して作業ができるようになっています。
それにお買い求めやすい価格なのでおすすめです!
*当社製品比較
lucano ML2.0-3 step
上わくが付いているため昇降時は手すりとしてサポートし、作業時はスネを当てることで体が安定するため安心して作業ができます。 また、スタイリッシュなデザインで自立するためインテリアとしてもリビングに置けて出し入れすることなく、使いたい時にすぐに使える製品となっています。
フィルターを外したらぬるま湯に中性洗剤を薄め、しばらく浸けておきます。
そして使い古した歯ブラシなど、柔らかめの素材のブラシで軽く擦ります。
その後、すすいで軽く触っても油っぽい感じがしたり、ヌメッていたらアルカリ電解水を吹き付け軽く擦るとピカピカになります。
アルカリ電解水はドラッグストアや100円ショップで購入できます。
このヌメりは料理などで空気中を漂った油がこびりついた汚れになります。
特に室内での焼き肉や、煙の出る焼き魚が食卓に並ぶご家庭は一度この方法を試してみてください。
換気扇のフードやキッチン周りの汚れも実はアルカリ電解水でゲキ落ちするんです。
エアコン内のカビがアレルギー性鼻炎の原因にも?
フィルターの次はエアコンの送風口と内部を掃除していきます。
ここが難しくてなかなかやっていない人が多いのではないでしょうか。
でも、やらずに放置すると写真のようにカビがたくさん生えます。
そしてこの空気を吸っていると考えるとゾッとしますね…
こうなる前にしっかりと掃除をしましょう!
まずは、ルーバーを外し、エアコンの周りを養生しましょう。
ここでも椅子やテーブルなどに乗らず、踏み台を使用して作業をしてください。
ちなみに踏み台には正面というものがあり、作業場所に対して、昇降面を真っ直ぐ置いて昇降し作業いたします。
パーツを外す時、無理やり外そうとすると爪が折れたりするので注意ください。
養生はゴミ袋でもいいですが、今回は取り付けが簡単な洗浄用カバーを使ってやっていきます。
各種オンラインストアにて2,000円前後の値段で買えて簡単に装着ができるのでおすすめです!
送風口からアルカリ電解水を吹き付け、使い古した歯ブラシで溝をゴシゴシとこすってください。
最後に、綺麗な水ですすぎますが、便利グッズとしてハンディタイプの高圧洗浄機をご紹介します。
最近、テレビ番組で紹介されたアイリスオーヤマのコードレス ハンディウォッシャーはコンセントがないところでも使えるため、洗車や外壁の洗浄にも使えて便利です。
ただ、電動式のものはそれなりの価格のため、ホームセンター等で購入できる蓄圧式噴霧器で代用することもできます。
節電&清潔につながるエアコン掃除のまとめ
最後にエアコンについた水滴を拭き取って、冷房で30分以上運転させ、エアコン内部を乾燥させてあげましょう!
少しお手間な掃除になりますが、踏み台と便利グッズを活用すれば、快適に過ごせるだけでなく、節約につながるのでぜひチャレンジしてみてください!。